伝説の?”インカのめざめ”と”インカのひとみ”にチャレンジしました。

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超甘のインカのめざめの栽培記録
 昨年、噂のじゃがいも”インカのめざめ”をネットショップで購入し、
じゃがバターで食べてみおたら、あんまりの美味しさにびっくり!
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そこで今度は、新潟県阿賀野市の自分の畑で
インカのめざめを自分で栽培してみることにしました。
下の写真の中央のやや黄色く小さいジャガイモが伝説の?インカのめざめ
左側の写真は、キタアカリ。右側のジャガイモは男爵いも。
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インカのめざめは、黄色い色が他のジャガイモと大きく違います。
何やら、カボチャを連想させる美味しそうな黄色です。
なんでも、「日本いも類研究会」によれば、
”活性酸素の消去能を有するカロチノイド系色素ゼアキサンチンを
生いも1g当り約5μg(「キタアカリ」の約7倍)含有しており、”
だそうです。
インカのめざめ種芋の値段は598円/kg
男爵イモ等の種イモの約2.5倍もするだけの事はある?!)
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どうらや、
インカのめざめには活性酸素を消去する(健康に良い)カロチノイドが多いため
カボチャのような黄色をしているようです。
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また、極早生であるため成長期間が短いので小玉になってしまうそうです。
中央の黄色いジャガイモが”インカのめざめ”title=
種芋植え付け後115日(平成23年8月10日収穫)
アンデスレッド
アンデスレッド
 暇を見つけてやっと掘り起こしたアンデスレッド。収穫が遅かったためか、どのイモからも芽が出始めていました。覆土の少ないイモは、発根までしていました。植え付け後、100日位で収穫すべきだったようです。

 前回の試食では「青臭い」でしたが、完熟の今回はやや改善されジャガイモらしい味がしました。まずいわけではありませんが、ちっとも「栗の味」がしません。やっぱり味は”インカのめざめ”ですね(^^;
 天候や栽培方法が特に悪いとは考えたくないのですが..
種芋植え付け後82日(平成23年7月7日撮影)
アンデスレッド
アンデスレッド
キタアカリ
キタアカリ
アンデスレッドとキタカカリ
アンデスレッドとキタアカリ
 キタアカリは、まだ緑色の茎も多く、トマト似の実がしっかり付いているので収穫にはやや早いようですが、梅雨の合間の晴れた1日を狙って試し掘りをしました。
 因みに、キタアカリの3割ほど?にはトマトとよく似た実が付きます。これに対して、男爵イモいもには実が付きません。 雄性不稔と言うそうです。

 アンデスレッドにはまだ紫色の花が咲いているので収穫はまだ先です。

 二株の試し掘りの結果、アンデスレッドは最大粒が150g。
 キタアカリは、260gでした。

 追肥をやらなかった割には上々の大きさです。
 アンデスレッドはインカのめざめより粒が大きいようですが、イモの数は少ないようでした。
 試食の結果は、キタアカリは普通。
 断面の色がインカのめざめよりやや薄い黄色をしているアンデスレッドは、やや青臭く特に甘くもありませんでした(^^;
 これは、まだ収穫が早かったためでしょう、と思いたいのですが...
種芋植え付け後40日(平成23年5月25日撮影)
アンデスレッド
アンデスレッド
インカのめざめをあきらめました
キタアカリ
 順調に生育したアンデスレッド。
 アブラムシも見あたりません。よしよし。
 茎の色は紫色。インカのめざめより濃い色をしています。
 それに比べて、キタアカリは綺麗なグリーン。
今年はインカのめざめを諦めました(平成23年4月15日撮影)
アンデスレッド
アンデスレッド
インカのめざめをあきらめました
 今年もインカのめざめと意気込んでホームセンターへ種芋探しに行きましたが、残念ながらどこへ行っても売っていませんでした。
 史上最悪の猛暑で、昨年は北海道でも種芋が不作だったのでしょうか?
 そこで「栗に似たような甘さがあり、風味が良い」とのコピーに惹かれ”アンデスレッドという種芋を買ってきました。
 価格は、キタアカリの2倍以上。”インカのめざめ”並みでした。

 種芋5kgずつを長さ10mの畝3本に早速植え付けました。

 今年こそ、芽欠き、追肥そして培土をきちんとやるぞ、と決心もしましたが...
 
種芋植え付け後二ヵ月(平成22年6月25日撮影)
インカのひとみの花
インカのめざめ
キタアカリの花
キタアカリ
 植え付け後2ヵ月のインカのめざめとキタアカリの花

 写真を撮るのを忘れていてごくわずかに残っていたインカのひとみ
の花。
 すでにインカのめざめの花は散っていました。
 ”インカのひとみ”も”インカのめざめ”も花は紫色。
 これに対して、キタアカリや男爵いもの花の色は白でまだ盛りでした。
種芋植え付け後一ヵ月(平成22年5月22日撮影)
インカのめざめ
インカのめざめ
インカのひとみ
インカのひとみ
 植え付け後1ヵ月のインカのめざめインカのひとみ

 インカのめざめやキタアカリの茎は緑色であるのに対し、インカのひとみの茎や葉脈には赤味があります。
 赤い分だけ甘いのでしょうか?
インカのひとみにもチャレンジ(平成22年4月25日撮影)
インカのめざめ
 
インカのめざめ
 
インカのひとみ
インカのひとみ
トノサマガエル
 好評だったので今年もインカのめざめを植えつけました。
 今年は天候が悪く畑をきれいにできなかったので、昨年から遅れること17日目でした。
 
 左の写真のように、インカのめざめは他のジャガイモと比べて目の数が多いので、今年は予め芽出しを行って植え付け時に芽欠きをする事にしました。
 小粒種のインカのめざめはしっかり芽欠きをしないと、インターネットで販売されているインカのめざめのように小粒になってしまうのできちんと芽欠きをします。
 
 大粒のインカのめざめが採れたらインターネットで販売しようかな?
 
 
 
 
 左の写真は、インカのひとみ
 何でも、”インカのめざめ”と”もしかしたらインカのめざめ”を交配させて選抜した品種とか?
 何年かけて交配選抜したのか分かりませんが、インカのめざめ以上にインカのひとみはおいしいらしいので、とても高い種芋を買ってしまいました。
 
 インカのひとみは、種芋の外皮も芽も赤紫色。
 芽欠きをしたら爪が真っ黒になってしまいました。
 
 
 
 昨年に引き続いて、今年も最後の写真はカエルのめざめでした。
下の写真は、平成21年6月30日撮影
インカのめざめ
 
左から男爵いも、インカのめざめ、キタアカリ
 
キタアカリの実
 インカのめざめの種芋を植え付けてから2ヶ月と22日。
 
 インカのめざめを掘り起こしてみると、小粒のイモがごろごろ。
 一株から25粒のインカのめざめが現れてきました。
 男爵いもやキタアカリは、10から15粒なので小さくて当然。
 茎の数も多くて細いため、大きくなれなかったようです。
 
 同じ時期に、2本立ち位に”芽欠き”をしたのに、インカのめざめの発芽力が旺盛で、芽かきが不十分だったものと考えられます。
 
 
 真ん中の写真は、左から男爵いも、インカのめざめ、キタアカリ。
 男爵いもとキタアカリは、試し掘りした2株の中で最も大きな粒で、インカのめざめは30株の中の最大粒です。
 重さは左から、275g、250g、265g。
 表皮の色と実の色は、インカのめざめが最も黄色く、キタアカリ、男爵いもの順に白くなります。
 
 
 一番下の写真は、キタアカリの実。じゃがいもは、トマトと同じナス科で、キタアカリはトマトそっくりの実をつけます。中には種も入っています。
 
 
 初めて栽培したインカのめざめ
反省点は、粒を大きくするために”芽欠き”を数回に分けて行うことでしょう。
 また、インカのめざめは極早稲と言われていたため収穫時期は男爵イモやキタアカリより早め、と思っていましたが、天候のせいかそれとも植え付け時期のためか。さほどの違いはないようです。
下の写真は、平成21年6月17日撮影
インカのめざめ
 
インカのめざめ
 
キタアカリ
 
アブラムシ
上の二枚の写真が、インカのめざめ
 インカのめざめの種芋を植え付けしたのが4月8日で、二ヶ月後の6月8日には開花していました。
 この写真は、それから9日後に撮影した花で、最も遅い個体インカのめざめの花です。
 下向きで余りぱっと開かないインカのめざめの花です。
 
 
 三枚目の花は、キタアカリの花。ナスの花にそっくりです。
ぱっと大きく横を向いて咲くところがインカのめざめとは違うところ。
 よく見ると、アブラムシが写っています。
 下の写真は、アブラムシを拡大したもの。
 ”チューリップヒゲナガアブラムシ”でしょうか?とっても長い髭と緑色のスマートな体が特徴です。
 
 完全無農薬・無予防栽培なのでアブラムシも発生するでしょう。
 でも、アブラムシの天敵と言われるテントウムシもいたので、自然の摂理に任せておけばOKのようです。
 
 例年、放っておいてもそこそこじゃがいもも色採れるので化学薬品は使いたくないですね。
 
 「虫も食べない野菜なんて、子ども達に食べさせたくありません。」
下の写真は、平成21年4月30日撮影
インカのめざめ

男爵いも
上の写真が、インカのめざめ
 寒い日が続いてなかなか発芽しなく気をもみましたが、とうとうインカのめざめが目覚めてくれました(^^;
 葉っぱが黄色いのが少々気がかりです。
 苦土(マグネシウム)が不足しているのでしょうか。どこかの栽培指針に載っていました。
 雨を待って、追肥に苦土石灰を与えてみようと思います。
(苦土石灰が効いたのか、その後、葉っぱの色は緑色に戻りました)
 
 下の写真は、男爵いも。
発芽は、インカのめざめより大分遅い品種のようです。
 同時に植え付けた、キタアカリの芽はまだ出ていません。
 キタアカリは男爵いもより数日遅れて収穫でるとのことですので、発芽も若干遅くて当たり前でしょうか。
  他のサイトの栽培記録などによれば、インカのめざめは男爵より10日ほど早く収穫できるようです。 
下の写真は、平成21年4月8日撮影
インカのめざめの種芋。植え付け間隔は40cmと大きめ。  ジャガイモの植え付けは、例年ゴールデンウィーク過ぎに行っていましたが、インカのめざめという高級ブランドに気合いが入り、周りの人々より10日程早めに種芋を植え付けました。
 
 インカのめざめは、種芋を1kgしか買わなかったので、約10mの畝(うね)には足りなくて、株間隔が40cmと広くなってしまいました(^^;(自分の根気と技術に自信がないため1kgとケチりました。)
 
 キタアカリと男爵の株間隔は、例年通り25cm〜30cmです。
 
 
 この日の最高気温は、18度位。
発芽には十分な気温です。
 
 子どもの成長を願うのとは、また別の楽しみがあります。
 早く大きくなあれインカのめざめ
トノサマガエル  この写真も平成21年4月8日に撮影した”トノサマガエル”
 
 ミニ耕耘機で畝立て(うねたて)をしていたら、ブレードで掘り起こされてしまいました。インカのめざめならぬカエルのめざめです(^^;
 
 新潟県阿賀野市でも、近頃めったに見なくなったトノサマガエル。
 
 乾田化によって生息・繁殖域が減少したためとか、機械化によって殺傷されるためとかでトノサマガエルが減少してしまったそうです。
 

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