新潟県阿賀野市では新潟こしひかりの稲刈りが始まりました |
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蒲原平野(新潟平野)は蒲(がま)の原に由来しています 新潟県阿賀野市が広がる蒲原平野は、新潟平野や越後平野とも言われています。蒲原平野には、かつて、潟(かた。砂州などにより外海と分離された湖。秋田県八郎潟や石川県河北潟が有名)や湿地帯が広がっていました。 その蒲原平野には、阿賀野川や信濃川などが土砂を堆積させた自然堤防や周囲の丘陵近くの微高地に蒲(がま)の原が広がっていたそうです。これが、蒲原平野という名前の由来との事です。 ※このような湿地帯がが現在のような平野に生まれ変わったのは、江戸時代。新発田藩(溝口藩)は新田開発のため、それまで大きく蛇行して信濃川に合流していた阿賀野川を新潟市松ヶ崎で日本海に直接開削工事に着手しました。そして、享保16年(1731年)の融雪期の洪水で、砂丘部の水路が拡張され阿賀野川の本流が直接日本海に注ぎ込むようになったためです。(参考.阿賀野市の自然) 平成17年9月9日、新潟県阿賀野市旧笹神村神山地区で 下3枚の写真の稲の品種は、餅米の王様「コガネモチ」です。 粳(うるち)米の「コシヒカリ」と並び賞されるとてもおいしい餅米です( うるち米、もち米とは)。 この後、主力の「コシヒカリ」の稲刈りが始まります。この「笹神コシヒカリ」は、化学肥料や農薬を使用しない有機栽培や減農薬・減化学肥料栽培を行っていて、その多くを首都圏のパルシステムなどの生協関係に販売したり、一部を地元の小中学校の学校給食に提供しています。 このため、安全性と食味と価格のコストパフォーマンスが優れていながら、生産量が限られているためなかなか一般には流通していません。 |
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Web Guide 阿賀野 新潟コシヒカリの稲刈り |