阿賀野市の食虫植物モウセンゴケ

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多様な植物に恵まれた阿賀野市の大自然
 阿賀野市の標高変化は、福島潟近くの2mから981mの菱ヶ岳まで幅広く、
平野部が田んぼに利用されているのに対し、五頭連峰や笹神丘陵には様々な動植物が分布する
手つかずの自然も残っています。
阿賀野市の笹神丘陵の食虫植物モウセンゴケ(平成21年5月16日撮影)
食虫植物 モウセンゴケ食虫植物 モウセンゴケ 左の写真は、モウセンゴケ

 モウセンゴケは、苔類とは全く異なるれっきとした被子植物で、夏に白い花を咲かせます。

 食虫植物の一種で、蟻やハッチョウトンボなどの昆虫類を捕獲します。


 モウセンゴケは、上の写真のように水苔の中で育つことが多く、湿地よりも昆虫の多数生息するやや乾燥した場所に多数見かけます。

 時には座布団ほどの群落になることもあり、これを毛氈(もうせん)に見立ててモウセンゴケという名が付いたそうです 。

 因みに、モウセンゴケの根元から出ている緑色の葉っぱはサギソウかも知れません。


 
 下の写真は、モウセンゴケの葉っぱの拡大写真。
 水滴のように見えるのが腺毛から分泌された粘液で、小さな昆虫を捕獲します。

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