新潟県阿賀野市のシンボル五頭山(ごずさん)で小学生の登山が行われました。

阿賀野市を写真で紹介するWebGuide阿賀野トップページへ
阿賀野市のシンボル五頭山(ごずさん)
 下の写真は、平成17年10月12日(火)に行われた地元の阿賀野市立神山小学校の五頭登山の状況です。
背後の岩は、五頭山塊の花崗岩が露出しているもので、「烏帽子岩(えぼしいわ)」と呼ばれて親しまれています。
 烏帽子岩は、標高約500m地点にあり、登山道の五合目に位置します。五頭連峰では、標高600m付近に天然のブナ林が点在しています。烏帽子岩の上の六合目付近にも?(ブナ)林があり、格好の休憩場所となっています。
 五頭連峰の花崗岩は、約9200万年前の白亜紀に誕生したもので、岩石学的にはアダメロ岩や斑状アダメロ岩から構成されているそうです。(2002,笹神村史 資料編5より)
五合目の烏帽子岩
 五頭山の五ノ峰の標高は約900mで、下の写真は五ノ峰から西方(日本海方向)を撮影したパノラマ写真(PhotoShopで合成)です。
 この写真でははっきりとはわかりませんが、元画像には、日本海、新潟東工業港、新潟市街が確認できます。
 手前側左右に伸びる河のような薄茶色の線が村杉低地帯です。その遠方(上方)の小高い丘が笹神丘陵で標高は100m程度です。有名なフォッサマグナ地帯の東縁に当たり、いずれも月岡断層(新発田−小出構造線の一部)の活動によって生じた地形です。
  この村杉低地帯に国道290号線が通り、これに沿って左側(南西側)より宝珠温泉、村杉温泉、今板温泉、出湯温泉、月岡温泉があります。
五頭山頂から望む新潟平野と笹神丘陵・村杉低地帯
阿賀野市の旧安田町の工業団地から撮影した五頭山
左より五ノ峰、四ノ峰、三の峰、二の峰、一の峰。この順に標高が高くなっていきます。
旧安田町(やすだまち)の工業団地から撮影した五頭山
五頭山五ノ峰の山頂
五頭山五ノ峰山頂五頭山五ノ峰山頂

Web Guide 阿賀野 新潟県阿賀野市のシンボル五頭山