いこいの森(新潟県阿賀野市) |
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新潟県阿賀野市の東縁の五頭(ごず)山地から流れ出る大荒川の上流部右岸に、五頭連峰少年自然の家ととともに 「いこいの森」があります。丁度、五頭連峰の谷口から平地(
村杉低地帯)に流れ出る箇所に大規模な土石流により形成された扇状地(せんじょうち)の上に いこいの森があります。 この土石流は1536年( 西暦と元号の一覧表参照)に発生したものと推定されているもので、 これ以降500年近くの間、扇状地を形成するほどの大規模な土石流はこの地では発生していないようです (新潟大学高浜信行,地表変動と遺跡の成立・破壊の関連の研究,平成9年3月)。 いこいの森には、駐車場、テニスコート、炊事場、芝生の広場、散策路、親水護岸などが整備され、 過去500年の間に土石流堆積物上で生育した自然林を見ることができます。 子供達と一緒に自然に触れあったり、テニスに興じたりした後の森林浴をしながらのバーベキューに最適です。 ただし、大荒川の水がとてもきれいなためか、水際のアブには注意が必要です 参考==>いこいの森に関する他のページ 1、 2 |
力強い枝振りの榎と巨石を抱え込んだ榎(エノキ:ニレ科) |
子供達に大人気のポイント大荒川親水護岸 日本固有種のカジカ(鰍:カサゴ目、カジカ科)やニジマス(イベントで放流)、 その他の渓流魚もよく見かけます。 耳を澄ませば、小鳥のような鳴き声のカジカガエル(アオガエル科)の声を聞くことも。 |
5弁の白い花が可憐な初夏(6月2日)のガマズミ(スイカズラ科)と 10月26日の赤い実です。 |
Web Guide 阿賀野 新潟県阿賀野市のいこいの森 |